まちづくり懇談会では、既定のガイドラインの理念を継承しつつ、これらの意見等を踏まえ議論を深めた結果として「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくりガイドライン2020」を取りまとめました。今後は、このガイドラインを活用し、他地区のまちづくりや経済活動への波及効果につながる良き先例として、まちづくりの実現に取り組んでまいります。
公民協調による、まちづくりの実践
日本都市計画学会に設けられた検討委員会より「『丸の内』の新生」が1996年3月に提言されました 。
この中で示されたP.P.P.(公民協調)の考え方を発展させ、当地区の将来像を公共と民間とで自由に討議する場として、1996年9月に、東京都、千代田区、JR東日本、当協議会に より「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり懇談会」が組織されました 。
まちづくり懇談会では、本地区が望ましい発展を遂げるために、地区の「将来像」、将来像を実現するために必要な「ルール」、「手法」の3つの柱を相互に連携させて議論しています。
東京の中心に位置する、大手町・丸の内・有楽町地区。
通称大丸有地区は東京駅を初め、多くの駅が立地する交通利便性のもとに、国内外の有力な企業が集積し、グローバルで多様な価値を生み出しています。
まちの魅力を高めていく為には、ハード面のみならず交流活動や都市観光・環境アクションといったソフト面の取組を推進する担い手組織が重要です。協議会が中心となり、多くの組織が連携し合い、「環境」「経済」「社会」「文化」がバランス良く共存する、魅力的でサステイナブルなまちづくりに取り組んでいます。
一般社団法人 |
NPO法人 |
大丸有地区
駐車環境対策協議会
東京駅周辺
東京駅・有楽町駅周辺地区帰宅困難者対策地域協力会
一般社団法人
丸の内パブリックスペースマネジメント
一般社団法人
大手町歩専道マネジメント